Mosquitoes regret

喪失と自責の記

ギフト

面影屋ーおもかげやー始めました。似顔絵描きます。

3ヶ月ぶりの精神科通院。 新しいスマホの写真も試す為に少し歩いた。 3ヶ月の間に「これは先生に訊いてみよう、アレも確認しておこう」と思う事がたくさん積み上がる。 実際に診察室に入ると、まず、初診で泣きながら話す私の話を聞きながら、死に向かう夫の…

描かせてくれてありがとう

昨日、グリーフ女子会があって、普段乗らない電車に乗ったら間違えて反対方向に走り出した。 隣の駅でホームの反対側の列車を待てばいいのだけど、ふと、その幾つか先の駅まで行く事にした。 あれは、まだ付き合い初めの頃だったろうか…まだ開発途中の駅前の…

ARIA

アリアとは叙情的、旋律的な特徴の強い独唱曲、オペラ『蝶々夫人』の『ある晴れた日に』など、聴かせどころになる…らしい… airと同根で、空気の意味も… 夫の線画を私が色付けしデザインしたポストカードを、縁あった人に受け取って貰って来た、が、ふと息子…

1年

このブログを開設して1年が過ぎたみたいだ。 googleフォトが『去年の写真』で墓苑の写真を提示してきた、そうだ、納骨を期に自分の罪と向き合いたい…その場所としてここを作った。 足掻いて、手を彷徨わせて、つかまる何かを探して…踏み出し続けた1年だった…

ヘリンボーン

前の記事で書いた、夫の友人に無理を承知でコピーが欲しいと、ダメ元でも頼んだのは、夫が高校〜大学の頃に、その友人達と一緒に撮影した自主映画。 今年の3月の月命日に夢を見た。 何処か小さな劇場?舞台の上で準備している人影の中に夫も居る。 楽しそう…

END展と友との邂逅

END展に行って来ました。 五十嵐大介さんの生カラー原稿を間近でマジマジ見る事が出来て至福でした… 私は歪な死別者なので、傷付くかも知れなくても、近付いて見たい、知りたい、考えたい人です。 そうでない人にはオススメしません。 私は行って良かった…可…

剣呑 剣呑

夜寝る前には夫に「助けてね、守ってね」ではなく「教えてね、導いてね」と祈るようにした。 私は幸運な事に、助けて貰う事も守ってもらう必要もない現状だ。 今月の家賃が払えないとか借金取りに怯えなくて済んでいる、今の所、家族に重大な病気も見つかっ…

新年もなかば

小正月も過ぎてしまった。 クリスマスから年末年始は、去年程ではないにしろ辛い時期だ。 今年は世間的には喪中ではないが、とてもおめでとうと年賀状を書く気にはなれず… 来た年賀状にも、寒中見舞いとして返事を書いた。 来年もその先も多分こちらからは出…

信じる力

茶の間の押入れの下半分を、私の趣味の道具や材料等等が占めている。 もう気が乗らなくなった物や、いつか使うかも…と、かけた元手を考えてケチ臭く捨てられない物も多くて、整理しなければとは思うが、触れば時間を喰い潰すのが目に見えてるから触れないで…

思い出形見

コッソリと置いて来た手紙と茶菓子、それに手前味噌のフォトブックが、無事にグリーフサポートの世話人の手に渡った様で、丁寧なお礼のメールを頂いた。 土曜と言う事もあり、そうかも知れないと思った通り多忙であった為、置き去りは感謝されたが、せっかく…

天地コラボレーション

本人は苦手意識があって、多くは描いてないが、夫の描く絵は邪心がなく、技巧を追わず、とても魅力的だと私は思っている。 先日、捜し物をしていて、何枚か彼の線画が出て来て、とても嬉しかった。 思い付きでスマホでスキャンして、アプリで私が色を乗せて…

贈り物

グリーフワークを対面でサポートして貰って、自分が縋り付くように自責に拠り所を求めていた事、それは自身の苦しさ辛さ、自分を醜いと、汚いと罵りたい、この穢れた自分が赦せない…と言う、全て『自分優先』から来ている事を指摘され、今はここでない場所に…